ATELIER Z Artist インタビューシリーズ
「ベース・マガジン(リットーミュージック刊)」に掲載する弊社広告と連動して、アトリエZを使用するアーティストにアトリエZ代表本橋が自らインタビューを試みます。
以下でインタビューの全容をお楽しみください。

vol.10/斉藤光隆(ベースマガジン1月号掲載/12.19発売
Johnny本橋(以下J): 初めてお目にかかったのは立川でしたよね。

斉藤:ハタチくらいのとき、アトリエZの立川のお店によく行ってましたね。そのときから改造をお願いしたり(笑)。

J:それから斉藤さんもプロになって、宇多田(:ヒカル)さんのサポートをやっているときに札幌までベースを届けに行きましたよね。

斉藤:本当にあのときはありがとうございました。

J:当時の宇多田さんの勢いは凄かったですよね。札幌のバーベキュー大会が印象に残ってますよ。

斉藤:2000年の夏でしたね。10トントラックを7〜8台並べて150人くらいで……。本当に凄かった。

J:その後もいろいろなアーティストのサポートをやっていますが、M#265を改造したものをメインで使っているんですよね?

斉藤そうですね。あとはVintageシリーズのジャズ・ベース、プレシジョン・ベースも使っています。

J:M#265はジャズ・ベース・タイプでありながらハムバッカーのピックアップを搭載していますね。

斉藤:このピックアップはシングルとハムを切り替えることができるんですが、シングルにしたときにオーソドックスなジャズ・ベースのフロントの位置で音を拾うようにマウントしてもらったんです。なのでハムバッカーだけど、シングルに切り替えるとジャズ・ベースのように使えるんです。一本あれば本当にたくさんのサウンドが作れるんですよ。

J:ピックアップのポジションからすると音が暴れそうな感じがしますが?

斉藤:ピッキングで工夫しています。弦をボディに対して平行に振動させるようにピッキングするときと、垂直になるようにピッキングするときでだいぶ音って変わりますよね。ロックっぽい曲をやるときはハムバッカーにして垂直に強くピッキングしたり、歌もののときはシングルに切り替えてソフトに弾いたりもしますね。

J:ピックアップ以外にも改造している部分がありますね。

斉藤:プリアンプを取りました。今のミドルの感じがとても気に入っています。あとは、ペグも換えてありますし、トップジャックにも変更しています。

J:弦高は?

斉藤:弦高は高いですね。低すぎると音のキャラクターの幅が狭くなっちゃうので。あと、“弦が震えています”っていうあの感じは弦高が高くないと得られないですから。

J:フィンガーレストも付いていますね。

斉藤:5弦のローDとかローCでピッチ感を出すには、このフィンガーレストの部分で垂直にピッキングした方がいいんです。それと、自分はコントラバスも弾くので、ピッキングするとき指がブリッジ側に倒れるんですよ。そんな自分のピッキングのスタイルで、うまく弦振動をさせるのに丁度良い位置がここなんです。

J:完全に斉藤さん仕様ですね。

斉藤:そうですね。僕は幸運なことにアトリエZのベースを何本も使わせてもらっていて、M#265だけでも3本持っているんですが、そのなかでもこのベースが一番いろいろなことにチャレンジしたものなんです。ブリッジも一度Vintageシリーズのものに換えてますし、本当にいろいろなことに挑戦してやっと完成形になった。一番愛着がありますね。

J:機材はどんなものを使っていますか?

斉藤:ベース本体のプリアンプは取ってしまったので、外付けのプリアンプのMM-BOXを使っています。MM-BOXは800Hzくらいのミッドの帯域を常にブーストさせています。ワウなどを使ってローがなくなったときはローもブーストさせますね。あとディメーターのD.I.も必須アイテムです。

J:アンプは何を使っていますか?

斉藤:ハートキーのヘッドにSWRのキャビですね。アンプのセッティングは基本フラットにしています。

J:最近、イヤーモニターを装着してアンプを使わないプレイヤーも増えていますが、斉藤さんはどうですか?

斉藤:僕も最初は嫌だったんですけど、あるとき演出側の意向で「ステージにアンプを置きたくない」っていう話になって。そのとき初めて“イヤーモニター&アンプなし”でやってみたんですよ。でもそのとき意外と盛り上がれて(笑)。でもアンプとはまったく違いますよね。嫌な人は嫌だろうし、本当に人それぞれだと思います。

J:ワイヤレスは使いますか?

斉藤:ほとんどワイヤードですね。ワイヤードのほうが圧倒的に音が良いですから。

J:コントラバスでの仕事は多いのでしょうか?

斉藤:わりと多いですね。演出的にコントラバスが求められている場合も多いと思いますけど。でも僕はコントラバスも大好きなので、音楽的な理由でなくてもコントラバスが使えるのは嬉しいんです。そこで観ている人たちにコントラバスの魅力を伝えられれば良いですし。ぜひアトリエZでコントラバス作ってくださいよ(笑)。


J:それは……(笑)。とにかく今後ともいろいろと相談に乗りますので、よろしくお願いします。

斉藤:こちらこそよろしくお願いします。アトリエZのベースは頑丈で、トラブルも少なくて本当に助かっています。いつもありがとうございます。

J:では、最後に今後の予定を教えてください。

斉藤:小柳ゆきさんのコンサートに出演します。12月22・23日/Billboard Live大阪、12月26・27日/浜離宮朝日ホールです。ぜひ見に来てください。  

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